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改訂された放射線副読本

10月1日づけで、文科省編の放射線の副読本が改訂されて公表された。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/10/1409729.htm

 

フクシマ原発が地震によって破壊される直前の2010年11月に公表された副読本は「原子力わくわくランド」と「チャレンジ!原子力ワールド」でした。これらは、2011年4月に原発を安全とするなど誤りがあるということで撤回されました。

その後に、2011年11月に放射線等に関する副読本が小学校用から高校用まで作成されました。これには、原子炉が安全とは書かれませんでしたが、放射線の性質やその利用が羅列されました。福島以後でしたが原発災害には触れない内容となっていました。

 

そして今回は、フクシマ原発で何が起こったのかから一応始まっています。目次を見ると以下で、違いがすぐにわかります。

はじめに

1章 原子力発電所の事故
1-1 どんな事故が起きたの?
1-2 どんな被害があったの?
 (1)住民の避難
(2)風評被害や差別があった
1-3 事故から立ち直るために

(1)食べ物ものは安全なの?
(2)食べ物ものを調べる
(3)空気中の放射線量を測る.

(4)放射性物質を取り除く作業(除染).
(5)未来への出発.

2章 放射線について知ろう
2-1 放射線って、何だろう?

(1)身の回りの放射線

(2)放射線と放射線を出すもの

(3)放射性物質の変化
2-2 放射線を受けると、どうなるの?

(1)放射線の影響を測る単位

(2)自然から受ける放射線の量

(3)体に受ける放射線の量と健康
2-3 放射線から身を守るには?
(1)事故のときに身を守るには

(2)事故が起こったときの心構え

 

フクシマで起こったことを部分的にですが記述しました。

またその対策の一部を書き込みました。

しかし、そこに問題がはっきりと見て取れます。

1つは、福島での原発がメルトダウンしておこった放射性物質の飛散と被爆、現在の状況について正確に記していないことです。現在も漏洩し続けていることが明示されていません。

2つは、対策の1つとして食品などの検査を続けていることとその結果の数値が並んでいますが、それで安全であることだけが強調されています。そうでない問題指摘はすべて「風評被害」で片付けようとしている姿勢が見えます。

3つは、原発災害の被害の補償の問題が取り上げられていません。

4つは、放射線に関する2章の記述は、従来通りでその利用に価値をなんとか見いださせようとしています。

 

放射線のことしか記していなかった副読本よりはましですが、その内容はかなり偏っているように読めます。

 

中学高校用も基本的に同じスタンスで説明が詳しくなるだけの違いと一読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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