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制度化すると疲弊する

9月1日は自殺の特異日だったので、防止キャンペーンが張られていた。今年は、曜日の並びで今日が月曜なので、おそらく今日までキャンペーンは続く。特異日と言っても数字が小さいので、妥当性はかなりゆるやかに見ておく必要があるのかもしれない。

 

ここ20年から30年のあいだに変わったのが進路指導の取り組み。

60年代に今のような進路指導は存在しない。大学入試のための模試が行われるようになっていた程度。当然センター試験もなかった。担任は、進路をどこにするかを聞くだけ。願書を自分で調達し投函するだけ。結果も3月に聞かれたので教えてあげただけ。

全部落ちる推測を自分でしていた医学部希望の同級生は予備校を自分で選んで通うことにしていたが、それを学校に報告することなど制度化されてはいなかった。今地元で彼は開業医をしている。

進学率が今の半分以下だった時代は、そうだった。それで困ることはほぼなかった。

時が経って、今は高校入学時点から進路に向けた歯車が回り始める。履修科目が進路と一々関連づけられ、適性検査の類い、学校によっては補習、入試情報と入試関連行事が卒業まで続く。適正なんかわかるはずがないのに、こまかく方向が示される。

 

大学もそうだ。就職に向けてセミナーの類いが並ぶ。看板をみてホントか?!と思ったのが男子学生用の身だしなみ講座に「マンダム」と名付けられていたこと。今の時代に錯誤を創作する動きをみた。そう言えば数年前、京都で就職用写真もきれいに見せる加工を宣伝するチラシを見せてもらったことがある。一桁値段が高かった。

 

面接対策は、これまた細部までトレーニングするコースがある。中には思わず「えっ」という形をそのまま反復する姿を見ることがある。これも制度化されていて、「東京何とか」などでは定式化してあるらしい。

コミュニケーションが定式化されると、演技となり、就職をめざす学生は役者じゃないから不自然そのものを体現することになる。その不自然さを私が採点すると、むしろひどく低くなるのだがホントの面接担当者はどうするのだろう?

 

私が大学の推薦入試で面接を担当していたとき、定型化された話しを定型通りに話す学生の評価は当然低かった。たぶん周囲の担当者もそうだったと思う。言わされている感じは、誰でもわかる。自分自身のホントの意見を言える学生の方がずっといいはずなのに、トレーニングするとよさが消える。

制度化されると疲弊して悪化する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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