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ビデオによるリフレクション入門

佐伯胖・形部育子・苅宿俊文、東京大学出版会、2600円と税金。

遅まきながら通読。

帯には「反省会」になっていませんか?とあるが、リフレクションと言葉を置き直しても、「反省」をやっぱりしている側面が抜きがたく文字に見えた。

 

文字記録から音声記録が可能となり、さらに映像記録が可能となり、さらに同時複数の映像記録が可能となった。その結果、利用の仕方、見る観点に一部変化をもたらしているので、使えるよと本書には書いてある。

例えば、見逃した表情が記録されていたり、音声と表情の対応関係が違っていたり、Aという子とBという子の関係が見えたりするというわけである。

こうした可能性に関しては、「そうだね」と思った。

また、そうした言語と身体表現の中に関係を見る研究がデータとして残せるようになるというのも「そうだね」と思った。

 

形部がカンファレンスを一人称的に見るとか三人称的に見るとか二人称的に見るとか述べている。突き放してみるのではなく、授業をした人や授業中の子どもの意図を読み取るように見るということを力説している。これも、ワンステップとしては「そうだね」と思う。(こういう論調をどこか別の人の議論で見たことがあって、既視感が残った。)

 

「そうかな」と思う点もある。

私は、近年、ほとんど映像を撮らなくなったのだが(許可が取れなかったりすることもあるが)、研究のためにデータを集めたり見たりしてきた。だから、意図も読もうとしてきたが、それが読めたからよしとしてきたことは一度もない。

どこが興味深かったか、あるいはいつもどこが課題かを探してきた。それは、どこを変えるとどんなことが起こりそうかと考えてきた。

その意味で、問いかけ、時に批判し、時に提案してきた。研究というものはそういうものだと考えてきた。佐伯が言うように、自説の広報のようなお話しの意図しか読めない場面に出くわすと、残念に思ってきた。

研究会は研究のためにある。そこは、問いかけ、批判が基本だ。啓蒙や癒やしがメインの場はあってもいいが、その場合は研究の場ではない。

 

出来事の拾い方でエピソードは変わる、という図があったが、これも既視感。ずっと前に読んだ物語論にあったなあ。

ともかくカンファレンスの仕方を模索している方は参考になる議論もあると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント
朝7時頃に追記。
| KOYASU | 2018/07/04 7:08 AM |
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