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地域を生きる子どもと教師

中野譲、高文研、1900円と税金。

『学びに取り組む教師』にも執筆いただいた中野さんの個人実践史的単著。

 

遊びの場であった川の生態や開発を考えることになる授業の記録、卵や野菜を育てる実践など、およそ20年あまりの間の実践が採録されている。かつて発表したものに加筆されていて、周辺的状況や子どもたちのその後なども付け加わっている。

 

中野実践の特質は、川や作物など地域にあって、変化しつつあるとはいえ、人が勝手には変えられない性格のものに子どもたちを関わらせていく点にある。この意味は、自己や自己中心の世界に対して、その意のままにならない存在を目の前に立たせることから生まれてくるようだ。また、人がどう関わるかが作物に現れもすることで、子どもたちの意図や論理とは無関係に存在するものを意識化させ、自身の向き合い方を再考させる点にある。

 

もう一つは、自然や食物に学級やグループで関わる過程で、他者との関係の仕方やその意識を表出させたり考え直させることになっている。他者の排除となる会話の応酬を、それだけを捉えて道徳主義的に迫るのではなく物づくりの中で意識させている。

 

以上の二つ、すなわち客観世界との交わり方、自己を取り巻く人間世界との交わり方をものを調べ育てながらの実践に特質がある。

 

だが、実践にも変化発展があるようだ。

例えば、21世紀の始まりの頃は、ディベート的討論を意図的に組織していた。だがやがてそれは前面に出なくなっている。早計な判断を控えるようになっているように思われる。

この辺りはご本人に聞いてみたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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