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生活指導8/9月号

全国生活指導研究協議会編、『生活指導』8/9月号、高文研、619円と税金。

写真にあるように「困難を抱える保護者と向き合う」が特集。この場合の困難は、ネグレクトの傾向がある保護者、家族関係に困難を抱える保護者(困難がない家の方が少ないだろうが)、暴力的な子育てをする保護者が取りあげられている。まとめた表現で言うとなんだがソフトな印象を与えるが、本文を見ると抑制的に記しているがかなり過酷なエピソードが記されている。

保護者の困難は子どもに直接・間接に影響する。そこで、教師は子どもの困難と保護者の困難を同時に意識しながら当該の子どもやクラスの子どもたちに向き合う必要があることを示している。佐々木実践がその典型だろう。子どもにだけ係わればいいという議論がずっと昔からあるが、それでは子どもが救われない。逆に、一方的に保護者に指示・命令する古い対応があるが、これも通用しない。そこをかつて全生研教師は、個人的に奮闘できてしまった。今は、教師の側も一人で取り組むのではなくて、協力を周囲に得ながらという全体の方向に乗っていることが分かる。

竹内や上間の分析論文を見ると感じられるだろうが、困難を抱える保護者とその子に向けられるまなざしの問い直しをしている実践かどうか、そこを課題化している実践かどうかが実践の質を規定しているように思われる。

 

8月5日から7日は全生研の全国大会が福島市で開かれるが、その大会の基調報告も本号に掲載されている。福島とそれ以外の空気の違い、まなざしの違いを基調で読み取るだけでなく、福島の地を訪れて見ていただきたいものだと思う。

 

道徳の教科化にかかわって藤井論文、とくに前半の道徳の内容を3分類する理論の紹介の部分は、読み物を読んで話し合わせればいいという程度につかんでいる人がいるとすれば参考になるだろう。3分類とは、他者の福祉や権利を基準に善と悪に区分できるもの=道徳性、特定集団内の社会的慣習に属するもので普遍性は存在しないし別の集団から見ると問題と映る事柄もあるもの=社会的慣習、個人の趣味や選択に委ねられるもの=パーソナルなもの、の3つである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

| | 07:55 | comments(2) | - |
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コメント
3分類に応じて教育の仕方も異なるだろうという前提がある。したがって、できあがった読み物中心の教科書でいいはずがないという含意がそこにはある。他方で、徳目項目に、それなりに意味があるのではないかと思ってしまう人々はこの区分を知らないために、腑に落ちていない原因を知ることになるかもしれない。
| KOYASU | 2017/07/29 9:59 AM |
元の本を読まない人のためにサービスとして3分類を追記した。
| KOYASU | 2017/07/29 9:55 AM |
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