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スローガンの我田引水

スローガンが無内容なときにスローガンに乗って解釈した本を見かけて「あれまあ」と思った。

一冊ではなくて、日本海側、関西、関東にも我田引水を大手書店で見つけた。

「ALはこうすればいい!」というマニュアル本だ。自分の言っていることが「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」なんだという趣旨の文言をみて志の丈を想像した。

 

そう考えてしまうのは、学習指導要領の改訂に関する中教審への諮問が2014年11月。

すぐの2014年12月の教育課程部会では、現在の教育課程の構造化に関するイメージ図の元になるものが配付資料として提出されて、「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」の三角形が示され、ALは「主体的・協働的な学び」となっていた。
ALへの批判が始まると、2016年7月の審議のまとめ案では「深い学び、対話的な学び、主体的な学び」と使用する言葉が変わった。
2016年12月の中教審答申では順番が入れ替わって「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」となって流布している。順番が入れ替わったのは、8月の教育課程部会の時である。
このスローガンは、高等教育のALという言葉を初等中等教育に語感だけで持ち込み、形式主義という批判にあわてて「深い」をくっつけたにすぎない。学問的根拠があって使用されている言葉ではない。ころころと変遷してきたのである。

だからこのスローガンをめぐる言葉の詮索をしても何も出てこない。転がるだけだ。

 

これを自身の知っている研究の言葉に置き換えて説明して時流に乗ろうとしている本に見えたわけである。

 

世の教師はそんなものを求めているのだろうか。違うと思う。学生が教師たちにインタビューしてきた報告によれば、「楽しい授業」「力のつく授業」をしたいと語っていたという。「時流に乗りたい」などとは誰も言っていない。

 

 

 

 

 

 

 

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