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社説の論旨
同じデータをどう読んでいるのかを社説を中心にちょいっと。
どちらともつかない文章もあったりする。
私は、競争的な授業やテストをやめることが重要だと思っているんだけど、社説氏たちはどうでしょ!

勉強のできる子とできない子の二極化が深刻な問題と指摘されていたが、底上げの大切さが改めて示されたわけだ。もうひとつは、科学では、公式をそのままあてはめるような設問には強いが、身の回りのことに疑問を持ち、それを論理的に説明するような力が弱い、ということだ。 」朝日新聞07,12,05
朝日の二極化論は、ドリル徹底論を呼び込むことが多い。それだと、疑問と論理的力の強化論とは矛盾しそうだが、それも課題だという。すると、結局、朝日社説は、中教審教育課程部会の「審議のまとめ」と同じになる。

「子供の学ぶ意欲を高め、考える力を養うにはどうすべきか。教員配置や研修制度など教育環境の整備は手を付けなくてはいけない当然の課題だ。」中日新聞07,12,05
中日新聞は教員増に触れている点はわずかにいい。研修制度とは何を指すのだろう。教員免許の更新制を含んでたり、たんなる従来の研修増だとすれば、問題かもしれない。「どうすべきか」の後は何もない。何もないのが非専門家の謙虚さと理解すれば、いい社説ということになる。だがどうでしょ。

「単なる授業量増加が即効薬ではない。意欲、動機づけ、興味、関心などは、なかなかつかみどころがなく、これまで本格的に掘り下げて取り組みにくかった問題だが、もう先送りにはできない。」毎日新聞07,12,05
毎日新聞の場合の良さは、課題とされていることが「ゆとり教育」の目的としたものだったじゃないか、それをやめるかのように言っているけれど、という眼差しが少しあることだ。しかし、「審議のまとめ」をちゃんと読めば、その目的は変えないと書いてある。だから、ちょっと惜しいけど、誤読。これも最後は、中教審の方向支持と読めなくもない。

「前回の調査で明らかになった読解力の低下が、ゆとり教育の見直しにつながった。さらに、理数系の応用力の低下も浮き彫りになった。指導法の改善などを具体的に盛り込んだ新指導要領の作成を急がねばならない。」読売新聞07,12,05
この社説は救いようがないかもしれない。「低下」が見直しにつながったという三重から四重の間違い(学力とリテラシーの混同、低下したのか未検証、ゆとり教育とは何かの誤読、文科省の「見直し」の理解の間違いの少なくとも4つはあるだろうか)を犯した上に、もう提出が決まっている「審議のまとめ」の方向でいいと、無批判な話。

「調査では、科学への興味・関心や楽しさを感じる生徒の割合が他国に比べて低いことも明らかになった。ゲームなどに囲まれ、子供たちの読書量や体験不足が懸念される。考える力を養う教育が真剣に検討されるべきだ。」産経新聞07,12,06
産経は子どもバッシングの相変わらずのいじめっ子ぶりを発揮している。また、考える力を養う新聞社となるべく真剣に検討しているのだろうと思う。

どの新聞社も、なんだかわからないものだけど低下だと言ってる。また、意欲や活用やら論理的思考力やらの養成を課題として記している。だけど、その養成がなぜできなかったのか、「ゆとり教育」とは何だったのか、去年までのドリル狂想曲は何だったのか、次に用意されつつある方向の問い直しはない。
| 社会 | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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