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東北民教研資料
昨年、8月の東北民教研の討論・報告資料をいただきました。ありがとうございました。

被災から半年しか経っていないから報告も準備も大変だったろうけれど、何が起こったかを報告しあっている。

特に、原発問題特別分科会の記録の中に気になる発言がある。
「福島の会津のある教育委員会では、あまり騒ぎすぎると町民がパニックになる。風評被害がでると問題視したくない動きがある。」
このように考える人が必ず出てくる。
町民をバカにしすぎだろう。

「線量が高い地域に住んでいるが、通常通りの生活になっていくのが怖い。子どもたちが日々被曝している現実を考えると暗くなってくる。」
これはもっと深刻な問題。この問題がちっとも前進していない。

今は、原発再稼働に向けた情報操作が急だ。



| 教育 | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
電子黒板とかデジタル教科書とか
電子黒板の見積書が届いた。
カタログを見ると、ボード部分のサイズによる値段の差はそれほど大きくなくて、安いパソコンと組み合わせて20万円台。
数年は使えるだろうか。
日常的には単なるホワイトボードになるかもしれない、などと思う。
時々は使えるかもしれない。

他方、アップルも参入とか言うデジタル教科書。
はっきり言って、こちらも紙媒体の教科書に当分かなわない。
極めて限定的にデジタルは有利さを持っている。動画的情報などは入れ込めるといいかもしれない。
しかし、紙教科書の自在さにまだかなわない。
複数頁を同時に開いたり、これに自在に書き込んだり、丈夫さもかなわない。
身体的負担や財政的負担も紙媒体に軍配が上がりそうだ。

ところで、電子黒板のように電子○○と使われることがある。
他方、デジタル○○とも使われる。
なぜ、電子教科書とは言わずにデジタル教科書なのか。あるいは、デジタル黒板とはほとんど言わずに電子黒板のか。この使い分けがなんだかわからない。

地震が来たのでお終い。なおまだ続く卒論コメント、雑用、休憩後に別記事を書くつもり。




| 暮らし | 07:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
三丁目の夕日
今作は、父親的なものからの独立がテーマのようだ。

茶川の父親が初登場し、小説家を貫かせるために厳しくしたことが明かされる。
これにならって、茶川も淳之介を育ててもらったという恩義の世界から外へ出すことにする。

他の何人かも家の仕事を継ぐとか継がないとか、いくつかのエピソードも織り交ぜて高度成長といわれる時代を描く。私も当然親とはまったく違う世界へ入ってきた。

六子の結婚も父親的なものからの独立とみるのが普通だろう。

そして、何をめざして生きるのか。

上をめざすのとは違う生き方もあるという趣旨のセリフもあった。
たしかに、そうであった。
しかし、上昇志向があったとしても、その流れに入ることができない現実もあった。
そうであったとしても、なお、上をめざすのとは違った生き方を断念とは違って選び取る人々もたくさんいたなあと振り返ることができる。

独立に関わってもあれこれと旧い規範が散りばめられていたが、それを失ったものとして把握する見方もあるだろう。だが、わたしは、旧いものを変える努力もあって、ようやく今に至っているという見方もできるかもしれないなどと観た。

だから、ALLWAYSというのは、当時の規範をいつまでもではなく、記憶をいつまでもという意味で付けられたタイトルかななどと思う。


| 映画 | 07:22 | comments(0) | - |
専門家は本質です
科学者もしくは研究者とは、なんだろう。
「本質を言うのが専門家」と児玉龍彦は述べていた。(内部被曝の真実)
これは、本質と属性に分けて、属性だけ言って本質を言わない人は専門家じゃないと述べていた。
この場合の属性というのは、表に見える現象のことのようだ。
津波をその高さで考えるようなものが現象で、属性のこと。
本質は、津波を海底の地震動によるエネルギーで考えるのが本質論ということらしい。

「東日本大震災に匹敵するマグニチュード(M)9級の超巨大地震が北海道から三陸沖の太平洋で過去3500年間に7回以上発生」(中日新聞、12.01.26)ということらしいから、「想定外」というのは非専門家ということになるようだ。

児玉のいうことはおそらく正しい。
現象の本質を解明することが専門家の仕事。この場合の専門家というのは、研究者ということだ。

教育の専門家である教師は、本質を見いだし、それに対応したことを言ったりやったりしているだろうか。児玉が批判した原子力学会と同じようになっている部分があるような気がする。
狭い意味の職業的研究者とは違うけれど、教師は専門家だ。
だが、現象に振り回されたり、現象を振り回している一群が残念ながらあるような気もする。

困った子の指導に、注意する、評価する、やり方を教えると3つ書いてあった。これは、本質をすべてはずしているように思われる。
「困った子」の分析も、その子と周囲の子の分析もない。現れた現象への対応が述べられているだけだ。

専門家になろう。


| 教育 | 07:28 | comments(0) | - |
真理性の担保
いろんな動機から教育内容が歪んできた。
教育は、虚偽を教えてきた歴史がある。
意図的に教えた虚偽もあった。

それは軍国主義に向かう時代、その真っ最中の時代に一つのピークを向かえていた。
そして、原発・放射能をめぐってその虚偽が顕在化した。戦後なんどか虚偽が問題となったことがあるが、今また問題化している。
これらは、意図的虚偽の教育であった。
それをなお続けようという人もなくはないが、まあ、それは無理だろう。

結果的に虚偽の教育となってしまったこともある。それらの多くは、科学の進展によってかつての内容が間違いだったことが明らかとなったような場合だ。
理科や社会科にはそういうものがけっこうある。稲作は弥生に始まったんじゃないというような事柄だ。
これらについて、教育の世界で結果的に虚偽を教えていたと言われることが発生するのはやむえないと思われる。どうしてもタイムラグが発生するから。

しかし、意図的に虚偽を教える動向に対しては、真理性を担保する方策がどうしても必要だ。
私はそう思う。
現状ではまったく不十分だと思っている。

不十分さは、権力から由来する虚偽にまず見られる。
国家や地方権力からの虚偽圧力に対する真理性をどう担保するのか。
個々の学校や教師から生じる虚偽にも真理性が確保される方策が必要だ。

上は、教育制度学関連分野の研究対象だろうか。
下は、教育課程論や教育方法学の研究対象だろうか。きれいに分担というわけにはいかないかもしれない。

当然、下が私が取り組むべき世界。
そのつもりで、一つ二つの原稿で論及したのだが、なお考えるべきことがある。
一つは全民研『民主主義教育21』に書いた原稿。春に刊行予定。
そういうつもりで書いたということを記しておきたい。


| 教育 | 05:56 | comments(0) | - |
都道府県別人口の昔
今(2010年)の都道府県別人口は、多い方から5つあげると次の順だ。
東京  1316万人
神奈川  904万人
大阪   886万人
愛知   741万人
埼玉   719万人

これが明治の初め頃はまったく違う。これには驚く。
先日読んでいた本によれば、1880年時点では以下だったという。(本には上位3位までしかなかったが、調べて4位と5位を追加した。また、府県の合併分離がそれ以前は激しくて、本の著者も1880年を採用したのだろうということもわかった。)

石川  183万人
新潟  155万人
愛媛  144万人
兵庫  139万人
愛知  130万人

変われば変わるもの。
いずれも当時は農業県。
人口移動というのはすごかったんだなと思う。

ちなみにその頃東京府は96万人で18位。
昭和初期には540万人で1位になっていた。

今や当時1位の石川県は36位だ。
おどろくばかり。


| 暮らし | 07:44 | comments(0) | - |
人の特質は協力
人の人たる特質は、「協力」であるという番組を見る。

冒頭は、首飾りの贈与がそれをあげた人に援助する証しだという研究。言い回しがへんか。首飾りをもらった人から言えば、今後も困った時に助けてくれるという証しなのだそうだ。プレゼントが見返りの要求ではなく、さらなる援助を与えるという印なのだと。贈与論だなと理解。

食料を独り占めしないこと。

チンパンジーの研究では、自発的協力が行われないことを示していた。要求されると協力して飲料を取るための棒を渡すが、言われなければというか要求されなければ何もしないという映像を流していた。

見知らぬ人と100ドルをどう分けるかという実験でも、分かち合うその比率が一番低い地域で2:8で、5:5に近い地域もあった。

乳児が人に見えるものには注目すること。

などなど、一つ一つは短いので、十分な説明とは言えなかったけれど、争いや競争が人間の本質ではなくて、協力・共同なのだという番組となっていた。

弱きをくじく動向に対する、人不信の動向に対する、ポピュリズムに対する、独裁に対する批判となるように思われた。

あと3回放送されるらしい。
続きは、楽観的にばかり描かれないらしいが、課題も協力によって解くことが不可能ではないはずという方向を示唆するような気がする。

と同時に、それぞれのデータは研究が支えていた。
私のテーマは違うけれど、直接に人間の本質を考察するような研究ではないけれど、そうした観とつながる研究であるべきだなと見た。



| 暮らし | 05:50 | comments(0) | - |
休日出勤
本日、勤務先に設置される「博士課程共同教科開発学」の説明会がある。
やむを得ず出かける。日曜日だ。

「教科開発学」というコンセプトが特徴ということになっている。
既存の教科に囚われるわけではないが、教科の内容や教材の開発・研究をテーマとした力量の形成あたりがその中心ということだろう。
ただ問題は、多々ある。
以前にも触れたが、個別教科専門のスタッフは、そういう眼目の研究をするように暮らしていない。他方、教科教育のスタッフも、個別の教材の研究を行っている人もいるが、教科教育の歴史だとか細かな手法の研究だとかと多様。
教育学や心理学もこれに遠い人も。とまあ課題山積。

それより問題なのは、この講義、土日にかなり実施する予定となっている。

昨日は、センター試験の再試験だった。私は担当しなかったけれど。
2月は、大学院入試、前期入試など土日が休日出勤となることが多々ある。
これが増えてきて負担だ。
こちらが出ていくということは、そこに出てくる学生等がいるということだから、そちらにとっても負担。休暇を取って受験すべきだと思う。
現職者には休暇を取らなくて済む便宜を図っているということかもしれないが、図るべき便宜かどうか。
そんな程度の位置づけで志望するのか、と思わないでもない。

平日に行えばと思う。

学生は消費者じゃない。
教育は消費者を相手に行うのではない。


| 暮らし | 07:14 | comments(0) | - |
サギ
アオサギと思われる。
鯉をねらっていたのか、池の端に止まった。
ここの鯉はけっこう大きい。

サギで注目してしまったのが詐偽。
サギには迷惑な話。

朝日新聞報道によると
「戦争犯罪に問われた軍人らの靖国神社への合祀(ごうし)について、旧厚生省が日本の独立回復翌年の1953年に、公的援護制度の拡充などに応じて順を追って無理なく進める、との方針を決めていたことが同省の内部資料でわかった。方針に沿って、先に地方の護国神社での合祀を目指すとの記述もあり、朝日新聞が調べたところ、6カ所でA級戦犯3人を含む先行合祀の記録が残っていた。」
20120121
こっちは、詐偽。
旧厚生省による不法行為だ。

詐偽原発のストレステストや耐震安全評価報告書も詐欺的手法に見える。
基準を旧来のままで合格・安全と評価してもそれは不合格が合格となる。

意味不明な定義を見つけた。ネットにあった。算数・数学用語集では
「分母とは、分数や分数式で、いくつにわったかをあらわす数や式のことである。」
三省堂の大辞林では
「分母とは分数または分数式で、割る方の数または式。」
定義になっていないと思う。
これも詐欺的説明。基準数をいくつに割ったかということをいわないといけない。基準数ということを言わないと、本質を言ったことにならない。


| 暮らし | 07:25 | comments(0) | - |
真珠湾は奇襲じゃなかった
『短歌で詠む昭和感情史』を読んでいる。
いい本だと思うけど、歴史的事実がちょっと違うと思う点が一つだけある。

冒頭に真珠湾攻撃に出かける将兵の短歌が沢山ある。
それで、奇襲が成功したかのように描いている。
当時の将兵がそう思ってもらってもいいのだけれど、奇襲ではなくて、アメリカ軍は日本軍が来ることを知っていた。日本軍の暗号はすでに解読されていたことがわかっている。

また、マレー半島への上陸の時間の方がハワイ攻撃開始よりも早いことも歴史的事実で、ほぼ常識に属する。この点からも日本の奇襲というのは、日本軍の思い込み。

これらがちょっと気になるところ。
| 暮らし | 15:13 | comments(0) | - |
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